126 :不法投棄 :03/11/26 01:26
>95の続き
走ったり歩いたりを繰り返すうち行き止まり…というより崖下に行き着いた。
「と、とりあえずこの辺に隠れてよう。」
森枝はぜえぜえ、息を吐きながら森に提案する。
崖の上を見上げればところどころ木生えて上から2人を確認する事は難しいだろう。
下ら辺にもまた生い茂る木々にはばまれて見つかりづらい、と判断できた。
「は、はい…あれ大川原さんとかってどうしました?」
「知らない、お前会ってねぇの?」
「知りませんよー、俺船場探してる途中だったんですもん。」
森の相方である船場の馬顔を思い出す。
「皆無事なの?」
「さぁ?さっきの死体の塊みたいの結構ごろごろしてましたよ。」
走ったせいでかいた汗と血の臭いが入り交じってとてつもない異臭を発している。
森枝はその臭いによって芸人達のなれの果てを思い出し顔をしかめた。
ゴミのように扱われて置き捨てられた無数の死体を…思いだした。
ぱたぱたシャツを揺らして胸元から風を送り、腰をおろしながら声をかけた。
「森枝さんって武器何でした?」
ごそ、バッグの中から森枝がとりだしたのは、何の変哲もない靴下が1足。
白のハイソックス、それだけしか入っていなかった。
「悲惨っすね。」
「いや、これちょっと…。」
森枝は足下の土を掘り出す。
爪の中に細かな砂が入り込んで痛んでいく。
靴下の中に靴下をいれる。
その中に掘り出した砂と小さな石をつめて込む。
ぎゅうぎゅうにつめて、がっちりしばる。
「ほら、棍棒。」
得意気に笑ってみせると、森はおー、と歓声をあげ拍手をした。
「はーしかしこんな直接的な武器じゃ無理だなあ。」
「ですよね、俺なんて石っころでしたし。」
127 :不法投棄 :03/11/26 01:41
「そういや、この猟銃って使い方分かる?」
先程遭遇した関西の男からつい奪取してきた猟銃を掲げて見せる。
「説明書とかないと分かんないです。」
だよなー、がちゃがちゃいじってみるが、暴発でもされたらかなわない。
その内あきらめて放り投げた。
使えなければ例え武器だとしても、ただの荷物にしかならない。
猟銃を放り投げた音が消えて遠くから銃声が響いてきた。
時折爆発音も混じっている。
後には2人の周りに鳥の鳴き声が1番近くに寄り、とても静かだった。
この場所だけは殺し合いとは関係のない、そんな風に錯覚してしまいそうな程静かだった。
128 :不法投棄 :03/11/26 01:51
「どうします?」
森が空を仰いで聞いてきた。
「どうするってもなぁ。」
それにならって森枝も空を仰いだ。
空は何も変わる事なく、ただ青かった。
それは腹立たしい程の青だった。
青の中白い雲がわずかに流れていくのを目で追いかける。
「あーメシってどうするよ。」
「のど乾きません?」
「あータバコ吸いてぇ。」
静かな青と白を見上げて、ため息混じりの会話は途切れがちになる。
「──死にたくないです。」
森がぼそり呟いた。
しばらくの間をおいて返された言葉は至極当然で、当たり前な感情。
「誰だって死にたかねーよ。」
でも、と森枝は思う。
恐らく2人は生き残る事はないだろうと、あきらめとはまた違った感じで考える。
たった1人が生き残るこのゲーム…その1人に自分らがなれるとはどうしても思えない。
129 :不法投棄 :03/11/26 01:54
森は体育座りをした膝の中頭を埋めて声を振り絞った。
「死にたくないです、まだ生きてたいです。」
「生きるぞ。」
生き残る、ではない。
森枝は青い空に誓約を投げた。
「生きるんだ。」
その強い言葉に森は驚いた目を向けて茶化した。
「……森枝さんの真面目な台詞って初めて聞いた気がするんですけど。」
「芸人が真面目な台詞喋ったって面白くもなんともないじゃん。」
「そうですねぇ。」
「ま、こんな所にいつまでもいたら見つかるのも時間の問題だし…誰か探しに行くか。」
森枝が立ち上がる。
森は大きく頷いてまっすぐ前を向いた。
「でも森枝さん臭いのなんとかして下さい。」
森に歩きながら言われ、森枝はその頭をはたいた。
130 :不法投棄 :03/11/26 01:59
歩いて行く内にわき水を見つける事ができた。
「水〜〜〜。」
遠目で誰もいない事を確認する。
「後ろ誰もいないな?」
「いません、俺先に行って見てきます。」
森は足音を消してゆっくりその水場に近付いて周囲に視線を巡らせる。
右手の人差し指と親指で丸を作ってサインを送る。
「あー水〜。」
「水筒とかあれば持ち歩きできんのにな。」
「ですね、この場所ちゃんと覚えておいた方がいいですね。」
「あ!」
森が突然声をあげて、右前方を指さした。
そこに、運がいいというか偶然というか同じ事務所の人間が立っていた。
「前田っ、前田お前無事だったのか!」
JCA10期生のオレンジジュース前田が真っ青な顔で呆然と立ちつくしていた。
顔色の悪さに気付けず、森ははしゃいだ声をあげて近寄る。
「森さん…森枝さん。」
小さな声でそれだけを発してそのまま気を失って倒れてしまった。
【アメデオ森枝 フラット森 オレンジジュース前田 合体】
134 :@挙動不審 :03/11/26 19:57
>>76-81 (>>82) の続きです。
血が滴り落ちていく。
緩やかな軌道で、一粒。
緩やかな軌道で、一粒。
「!」
勢いよく瞼をひらいたその男は自分が一体何者であるかを確かめるように、
ゆっくりとゆっくりと自分の体を見た。
その姿は自分が思い描いている自分と同じもの。
白い服に、赤い血液。
「……またか」
ハマカーンの神田は自分自身に呟いた。
右手に包まれた拳銃を握り直し、簡単に辺りを確認する。
誰もいないことを確認した後、神田は目に付いた木の根元に腰を下ろした。
背中に伝わるゴツゴツとした木の感触が神田の意識をはっきりと呼び覚まさせる。
「……白昼夢? それとも……」
神田はあれこれ思い悩んだ後、一つ溜息をついて思考を休息させた。
135 :@挙動不審 :03/11/26 19:59
神田はこのゲームに参加してから、度々意識が無くなることがあった。
気がついたら、たった今過ごしてきたはずの数秒間の記憶がなくなっている。
それがいつ起こるかは定かではない。
歩いているとき、休んでいるとき、それこそ人を殺している真っ最中でも、
途端にほんの一瞬だけ意識が途切れることがあるのだ。
そして意識が戻った後はまるで夢を見ていたかのような感覚に陥る。
夢。
その時の夢がいつも同じものであることは神田にはわかっていた。
目を覚ますと断片的に残る色のイメージが脳の中を疾走し、粉雪のように消えていく。
黒と、赤と、暗いオレンジ色。
それがいったい何を意味するのかはわからないが、神田はある確信があった。
このゲームに参加して、なぜ簡単に人が殺せるようになってしまったのか?
どうして人が死ぬのを見て笑っていられるのか? 嬉しく思うのか?
どれもこれも、以前の自分なら考えられなかったことのはずだ。
その答えが夢の中にある。そんな気がした。
「……無駄かな」
神田は頭の中に組み立てられていたパズルを徐に崩した。
きっかけなんて関係ない。ただ、今は人を殺せればそれでいい。
夢の正体を知ったからといって、何かが変わるわけでもない。
人殺しが快感だということは、何も変わらない。
「骨折り損……あれこれ考えたって意味なんてないよな?」
神田がそうつぶやいたときだった。
「……!」
神田は確かに聞いた。その懐かしい声を。
136 :@挙動不審 :03/11/26 20:02
「……ほら、いつまでも泣くなって。撃つぞ」
肖田は再び手に収めた小さな銃をクルッと回転させ……再び受け止め損ねた。
「あっ」という肖田の小さな呟きと同時に、銃は地面にカツンと落下する。
「……わざとやってません?」
浜谷が笑う。
「……お前を元気づけようとしてだよ」
肖田が頷きながら答える。
「でも本当はわざとじゃないでしょう」
浜谷がまた笑う。
「……想像に任せる」
不敵な笑みで肖田が答えた。
ヒロシとホリの凄惨な死体を後にして、
ハマカーンの浜谷とモジモジハンターの肖田は先を急いでいた。
一刻も早く神田を見つけなければ。
そして、できることなら、
止めなければ。人殺しを。
137 :@挙動不審 :03/11/26 20:04
そうは思いながらも、浜谷の中からはまだ望みが消えたわけではなかった。
ハローバイバイの2人は、神田が何人もの芸人を殺していたと言っていた。
ホリは自分の言葉で、神田に殺されそうになったと言っていた。
そして、先刻、ホリの死体が転がっているのを見た。
それでも、まだ自分の目では見ていない。
自分自身の目では、神田を見ていない。
だから信じたい。何かの間違いであってほしい。
浜谷は神田を頭の中で弧を描くようにして思い出した。
まだハマカーンを結成する前、柔道部の先輩だったころの神田。
人一倍頑固で、自分をいつも引っ張ってくれていた神田。
笑っている神田。泣いている神田。ふてくされる神田。
そして、自分を最高の相方だと言ってくれた神田。
次々と、まるで死人を思い出すかのように、
浮かんでは消え、浮かんでは消えていく相方の顔。
浜谷は一瞬でも『あいつならやりかねない』と思ってしまった自分を責めた。
あんなにも一緒にいた神田が、人殺しなんてするはずがない。
例えこんな状況下でも、神田は絶対に人殺しなんてしない。
浜谷は自分に言い聞かせた。
こんなことを考えていたなんて言ったら、きっと、神田は笑うだろう。
そうして、『バカかよお前は〜!』なんて言いながら、いつものように自分の頭を叩くんだ。
そうだ、そうに違いない。
頼むからそうであってくれ。
浜谷はまた涙がこぼれそうになるのをこらえ、その薄赤色に充血した瞳を軽く擦った。
138 :@挙動不審 :03/11/26 20:07
突然、前を歩いていた肖田が足を止めた。
思いにふけっていた浜谷が肖田の背中にぶつかりそうになる。
「……?」
浜谷は訝しげに顔を覗き込む。
肖田は何かを考えている様子だった。
「……そういえば」
一瞬の沈黙の後、肖田が口を開いた。
「……さっきの2人の死体……血が流れてなかったか?」
何を考えているのかよくわからない肖田の質問に、浜谷は少し困惑した。
死体が血を流すのは当たり前じゃないか。
浜谷がそう言いかけたとき、キョトンとした顔つきの浜谷を見て察したのか、
肖田が言葉を付け加えた。
「あ……いや、死体だから血が出るのは当たり前なんだ……」
浜谷の目を見る。
「けど……さっきの2人は……今も流れ続けてなかったか?」
その言葉の意味を悟るのに、浜谷は数秒の時間を要した。
今も血が止まらずに流れ続けている。それはつまり……、
「あの2人が襲われてから、そんなに時間が経ってない?」
浜谷が閃いたように言った。
「……だろ? ってことは……神田は俺たちの近くに」
肖田がそこまで言ったときだった。
「動くな」
浜谷の耳に懐かしい声が飛び込んだ。
150 :ななせ :03/11/30 15:23
あんまり知らないけど情熱だけで書きます
オジンオズボーン
(俺はこんなとこ来たらあかんかってんや。)
あと4・5分で禁止エリアになるであろう場所で、オジンオズボーン・篠宮は
そんなことを考えていた。
体は自分でもおかしくなるぐらいに震えていた。
どこか遠くで銃声が聞こえる。そのたびに震えは増した。
(頼む…誰も来んといてくれ)
不意に物音がした。
誰かが近づいて来る。身構える篠宮。
(だ…誰や…?来んな……。…!)
ふっ…と肩の力を抜く篠宮。
「なんや。お前か。」人影が言った。
人影は相方、オジンオズボーン・高松だった。 続けて高松が一言。
「何してんの?もうすぐここ禁止エリアやで?。」
「……。」
篠宮はなんともいえない表情。いろんなことが言いたくなったが
かっこ悪いと思いそれを抑えた。
「…お前こそ何しにきてん!」怒り口調で篠宮が言う。
「…そ…それは…。」なぜか少し照れた顔で黙り込む高松。
「わかった。お前、俺を探しに来たな。」と篠宮。少しにやけ顔。
「…うるさいゎ…人がせっかく…」高松は向こうを向いてしまった。
実はこの二人、ここに来る前にささいなことで喧嘩をしていたのだが、
いつのまにか朗らかな空気が流れていた。
オジンオズボーン・合体
151 :ななせ :03/11/30 15:43
「とにかく。ここを離れやんな後2・3分で死んでまうぞ」
「わかってるわ…。」
一見めんどうくさそうに立ち上がる篠宮。(わかっててここに居ったんじゃ。)
そこまでは言えなかった。
少し気を使いながら進む高松。ため息を一つ。
「…お前…なんでそんなピリピリしてんの?なんか変。」
と篠宮。さっきまで自分が考えていたことは…
…もう忘れていた。
「見てもうてん…」
あきらかに、そういった高松の様子はおかしかった。(また空気が重くなった。)
「…何を?」
おかまいなしに篠宮が問う。
「殺されてるとこ。」
「…誰が?」
「増田さんが…。いっぱい人が死んでて…そこで…。頭を…斧で…。」
「ウソや…」
「なあ…これからどうする!?もうさ…ほとんど俺らが知ってる人らって…!」
高松が言いそうになるのを、篠宮は必死に止める。
「言うな!…こんなんウソに決まってる…!」
この状況。ウソではないことぐらい、篠宮にもわかっていた。でも叫ばずにはいられなかった。
二人とも目は涙で潤んでいた。何故、自分たちだけが生き残っているんだ…。
152 :ななせ :03/11/30 16:09
鳴り響く銃声や血の臭いから逃げながら、二人は思い出していた…。
ここに来る前のことを。
嬉しかったこと…。ほかの芸人から見て、まるで子どもの年だったころ。先輩たちはみんな優しかった。
悔しかったこと…。何かあるとすぐ、売れっ子「キングコング」と自分たちを比べられた。
ここにはもうそんなことを言う奴はいない。かばってくれた先輩たちもすでに亡きものだ。
自分たちしかいない。
161 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:07
>>122
≪はよ撃てや≫
『うるさいなぁ!言われんでも撃つよ!!』
向清太朗を殺す前に中岡の脳裏で交わされた短い会話。
そして発射された銃弾。
銃弾は向の額を撃ちぬき、脳を破壊し、向はゆっくりと倒れ、そして息絶えた。
やった……自分はやった……唐戸の敵を討った!殺した!
ずっと抱いていた願望、ずっと望んでいた結末、それがいま果たされた。
向を中心に円を描くように真っ赤な血が広がっていく。
中岡は向の胸倉をつかみ上げた。
殴ってやろうと思った。
しかし生命のはいっていない身体という名の器は力なくうなだれるだけで
それは中岡の戦意を喪失させるに十分だった。
ガクッ――――中岡は膝の力が一気に抜けて、その場に座り込んだ。
ツナギが血を吸って赤黒く変色していったが、そんな事気にもならない……。
いや、血で染まっていく事さえ気付いていない様子で中岡は呆然と向を眺めていた。
呆気ない。
実に呆気なかった。
銃を向けてクイッと指を動かすだけで、あれだけ恨んだ先輩は簡単に肉の塊に変わった。
なんて容易なんだろう……。生命とはなんてちっぽけなものだろう……。
もっとグッとくるものがあると思った。
だけど……そこには……何もなかった。
162 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:08
「芸人としては尊敬してましたよ」
死人となった向にむかって呟く。
初めて人を殺した。自分の意思、殺意をもって殺した。
人殺し・殺人鬼・殺人事件・自殺・心中・戦争・死。
日常のそこらへんに転がっている言葉達。
でも、それはあくまで他人事だった。日常ではなかった。
此処へ来て、自分は殺せる人間かもしれないと思ったが、思うのと実行に移すのとでは違うと
どこかで思っている自分もいた。
だけど特に罪の意識もなく、だからと言って達成感があるわけでもない。
混沌とした感情が渦巻いてるだけで、むしろ不快でたまらない。
『お前は……間違えんなよ』
向さんの最期の言葉。遅い……もう遅いです。
でも……自分にはまだ守りたいと思うものはあります。
それはボーダーラインになりますか?
俺はまだ戻れますか?
死人に口なし。中岡の問いに答える人間はここにはもういない。
中岡はため息をつくと「帰ろ」と呟く。
帰る――――野口の所へ。和田の所へ。
憔悴しきっていた中岡は力を振り絞って立ち上がる。立ち上がれる自分は大丈夫だ。
【帰る場所】があるというのは大きい。些細な事のようで決定的に違う。
野口と和田さんは無事なんだろうか?武器もなければ戦闘能力もない二人が襲撃されたらひとたまりも
ないだろう。早く帰らなければ……。
163 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:09
「さよなら」
もう一度、向に本当に最後の別れを告げると、ふらつく足で帰路へとつく。
地に足がついていないような感覚。足を前に出しても全然前に進んでいる気がしない。
それでも二足歩行というヒトに与えられた行為は、嫌でも前に進むものらしく
歩き続けていると和田と野口がいる小屋が見えてきた。(そもそも修道院・小屋・森・劇場は
そんなに距離があいていないので疲れきった中岡でも数時間で行き来できる)
『帰ってきた』
小さな小屋を前にして中岡は鼻がツンとして涙が溢れそうになって慌てて拭う。
小屋を出たのはほんの1日半前。
なのにノスタルジックな感情にとらわれている。
小屋の扉の前で深呼吸するとコンコンと2回ノックをして、澄んだ高めの声で
「中岡です」と言うと、ゆっくりと扉が開いた。
そして、そこには和田が立っていた。
和田は驚いたような顔をした後、八重歯を覗かせて微笑んだ。
「おかえり」
おかえり―――そんな一言が中岡の心に染み渡り、強張っていた心を溶かしていった。
今まで当たり前のように使っていたが、こんなにも暖かい言葉だったんだと気付く。
「ただいま帰りました」
自分はどんな顔をしているんだろう?きっと酷い顔をしてるに違いない、
それなりに自分のなしたことを物語る程度には……。でも和田は中岡に何も聞かなかった。
だから中岡も何も言わなかった。中岡は銃を和田に返す。復讐は終わった。
164 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:10
「あの……野口は?」
「あ、えっと……奥に…おるわ」
そういう和田の口調はなんだかぎこちない。
嫌な予感が走る。手首を切った野口。まさか……あのまま死……。
中岡は慌てて奥の部屋へと走りドアを開ける。
そこには野口がいた。
以前に増して痩せてはいるものの野口はビー玉みたいな瞳をクリっと光らせ
キョトンとした表情で中岡を眺めている。
「野口!!目覚ましたんや!よかった〜!大丈夫?どっか痛ない?
もう手首切るなんてアホな真似、絶対許さへんからね!」
「…………………。」
「野口?」
「……だれ?」
「えっ?」
「おにいさん、だれ?」
「野口?なに……言うてん…の?」
「だれ?」
「しょうもない冗談やめろや!俺やん!」
「しらない」
165 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:11
野口が何を言ってるか分からない。理解できない。
中岡は助けを求めるようにドアの所に、もたれかかっていた和田を見つめる。
和田は小さなため息をつくと「命は助かったんやけど記憶が……」と低い声で呟いた。
記憶が?
記憶が消えた?
「どういう事なんですか!!」中岡は和田につめよる。
「俺もはっきりは分からへん。自殺行為の後遺症なんか……それとも唐戸の事の精神的ショックから
起こるものなんか……とにかく記憶が……それと見た限り年齢も退行してそうやな。
そこらへんの事あんま詳しくないから分からへんけど」
忘れたというのか?自分のことも……唐戸のことも……全て?
「な、なんで!?野口!俺やん!相方の顔くらい覚えてるやろ!!なぁ、答えてや!答えろや!野口!野口っ!!!」
野口の両肩を乱暴に揺すると「いやや!しらん!きらい!むこういって!!」と言って布団に
潜りこんでしまった。呆然とする中岡を「ちょっと落ち着け」と和田はなだめて野口の部屋を出る。
「なんで……だって……そんな……」
「唐戸のこともあるし、辛い過去に耐え切れず保身のために記憶を消したなら問い詰めてやるべきちゃうと思う。
それに、お前はまだええって。俺なんて『おじさん、だれ?』って言われてんで。もう30歳やからあれやけど……ひどない?」
確かに酷い。失礼な話だ。
しかしそんな事はさて置き、まさか野口が記憶喪失になるなんて思ってもみなかった。
「命があるだけでも幸せちゃうかな?」と和田は慰めるような口調で中岡に問いかける。
「そう……です…ね」と疲れきった様子で答え「すいません。野口と話したいんで2人きりにさしてもらえます?」と頼む。
「大丈夫か?」と心配そうな顔をする和田に「はい」といつもの笑顔で答えると中岡は野口の部屋へと戻った。
166 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:11
中岡が部屋に入ると野口は露骨に嫌そうな顔をした。
どうやら、さっき乱暴な事をしたので嫌われてしまったようだ。
「ごめん、もう怒鳴らへんから怖がらんといて。」と野口を刺激しないように優しく言うと
野口のいるベットの脇の椅子に腰をおろす。野口はまだ警戒しているようだ。
「あのね、俺の事は忘れてもええからさ……唐戸の事は覚えとってくれへんかな?
野口が唐戸のことが辛くて記憶を消したんやったら、こんな事言うべきじゃないのは
分かってるけど……でもね、あいつは野口のために命を捨ててん。
格好つけたかっただけかもしれんけど、それは真実やから。何を忘れてもええから、
ただアイツだけは……アイツのことだけは忘れんといてやって。
それが唯一、アイツが生きた証やから」
「からと?」
「そう、唐戸浩二」
「からとこうじ?」
「うん。俺らは3人でブロンクスやってん。」
「ぶろんくす?」
「そう、野口がつけてんで『ブロンクス』って。俺ら3人で一つずつトリオ名の案出して、
野口の友達に誰の案がええか決めてもらって決まったんが野口の案の『ブロンクス』。
俺は絶対『ブーメラン』が良かった思うねんけど、まぁ、そんな事はどうでもええわ。
不思議やね……あの時は、こんなに大切なものになるとは思わんかった。」
そこからは他愛もない昔話を中岡が一方的に喋る。
NSC時代のこと……初舞台のこと……当たり前に続くと思っていた日常のこと……お笑いのこと……唐戸のこと。
野口は遠くを眺めたまま何も喋らず、黙って中岡の話を聞いていた。
その時、コンコンとドアがノックされ、和田が顔を覗かせ「ちょっと」と中岡を呼ぶ。
「はい、すぐ行きます」と返事をし、中岡は野口の手をとると
「とりあえず、もう絶対自殺とかしたらあかんからね!」と釘をさす。
「じさつ?」
「自分で自分を傷つけたらあかんって意味」
野口は理解しているのかしていないのか曖昧にコクリと頷いた。
野口が頷くのを確認すると、中岡は安堵の表情をうかべ「じゃ、ちょっと席はずすから」と言って部屋を出た。
167 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:12
「大丈夫か?」
中岡が部屋を出ると、さっきと同じ質問をもう一度繰り返された。
中岡は「はい、大丈夫です」と笑顔でこたえ「どないしはったんですか?」と和田に尋ねる。
「俺……行くわ」
「えっ?」
「野口は大変やと思うけどお前がおったら大丈夫やろし」
「はい……それは、まぁ。でも和田さんは?」
「相方、探そかなって」
「町田さんを?」
「おぉ。あいつを殺そうとした俺にそんな権利ないかもしれんけど」
「そんなことないですよ!」と中岡が和田の言葉を否定すると
「ありがとう」八重歯をのぞかせて和田は笑い、そしていつもの顔に戻ると
「てことで、俺は行くから」とカバンを肩に背負った。
えらく急な話だと思いながらも『自分が帰るまで野口を頼みます』という約束だったし
探し人がいるなら早いほうがいい。『殺す』『殺される』が当たり前の此処では
明日やればいい事、後回しにしていい事なんて何一つない。今、この瞬間にも殺されかかっている
可能性だって十分あるんだから。そういう意味では今という時をとても大切にできる。
こんな事にならないと気付けないなんて愚かしく皮肉な事だが……。
中岡は和田を見送ることにする。
「じゃあ、元気で…な」
「いろいろと有難うございました」
「ええよ」
家を出て、歩きはじめる和田の背中を中岡は眺める。
もう生きて会えることは、よっぽどの縁がない限りないだろう。
と突然、数メートル離れたところで急に和田が振り返り「野口には気をつけろ」と口にする。
168 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:13
「え?どういう事ですか?」
「野口はお……」
ガシャーーーーン!!
和田の言葉を遮るように家からガラスが割れる音が鳴り響いた。
「野口!!?」中岡は慌てて家へ戻っていく。
和田は走っていく中岡の背中を哀れむように見て、ため息をついた。
言うことは出来た。でも言うタイミングは流された。では言うべきではないのだろう。
言った所でどうすることも出来ない。どうせすぐ分かることだ。
自分にはやるべき事がある。自分は『傍観者』でしかない。干渉しすぎてはいけない。
「ごめんな……」そう呟くと和田は歩みだした、町田を探す長い旅路へ。
169 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:13
「野口!?」
中岡が慌てて戻ってみると部屋の脇の花瓶が落ちて割れていた。
ガラス片が床でキラキラと光り、造りものの花は水溜りに浸っていた。
その横で野口は座り込んで何かに熱中しているようだった。
なにか様子が変だ。
「野口?」
野口のうしろ姿に向かって中岡は恐る恐る声をかける。
「あぁ……中岡いたんや?」野口はいつもよりワントーン低い声で答えた。
「野口、記憶もどったん!?」中岡は慌てて野口に駆け寄る。
ピチャ……っと赤い滴が落ちるのが見えた。
「野口……?」
「野口ちゃうし」そう言いながら振り返った野口の手と口元が血だらけだ。
血にまみれた口を歪めて嬉しそうに笑うと「あげる」と言い
野口は中岡に向かって真っ赤なものを差し出す。
それは小鳥だった。しかし羽根はむしられ白い体は血で染まり
内臓のようなものがダラリとたれている。
ドクドクドクドク
ノグチ?ナニコレ?
中岡の心臓は早鐘を打ち、全身の血が逆流する感覚とひどい眩暈に襲われる。
飛び散った血と肉片。
「あはははははははははははは」
呆然としている中岡に野口はおかしそうに高笑う。
しかし、急に「うっ……」と唸ると野口は顔を伏せ、次の瞬間には
綺麗な瞳で中岡を見上げ口を開く。
170 :B9@ブロンクス :03/12/02 23:14
「おにいさん、だれ?」
鳥が羽ばたく音がした。
それは世界が終わる音であり野口が壊れる音だった。
これからの中岡……これからの野口……これからの和田……物語は終わらない。
【和田、中岡・野口と別離。】
182 :ななせ :03/12/12 23:16
>>152から
「あれ…?夢か…。」
そういって起き上がった高松は、とある閉鎖されたはずの劇場の、舞台袖で寝転んでいた。
(何してんだろ俺…緊張して変な夢でも見たのかな…
そうや、舞台や。先輩らの出番かなあ。でもだれも来てないぞ。呼びに行かないと…。)
とにかく、今までのひどい出来事は夢だったのだ。そう思うと嬉しくなった。
楽屋へ駆け出す高松。
「アメザリさ〜ん」
だれも居ないのか。
そっと楽屋を覗き込む。柳原であるだろう人影は、鏡の前の机で突っ伏している。
なんだ、居るのではないか。自分もまだまだこの人に認められていないのだな…。
ちょっとおセンチになりながら高松は人影に近づいた。
「…!!!!」(死んでる…)
すぐそばに居る平井。なぜ反応しないのか。悪い予感は、当たった
死体だ。
「な…なんで…。」
「誰か…誰か…!」
隣の楽屋に駆け込んだ。
そこには…夢の中で見た光景があった…。
ますだおかだのますだ…
確認するまでもなく、その声は聞こえてきた。
「俺がやったってんや…。」
後ろには、ここに居るはずのない人物が居た。麒麟…川島
その形相は、とうていその人物とは思えないほどに変貌を遂げていた
183 :ななせ :03/12/12 23:17
その悪意は手にしている刀から発生しているものらしかった
「お前が尊敬している先輩ら全員、俺が殺してやりました。次は…こいつや。」
そういって川島が刀を(いつのまにか隣に居た)自分の相方に向ける
「……!!?。」
(こいつ…許してたまるか…。)
そう思った、瞬間。
高松は脅えることもなく、川島に飛びついていた。
必死に刀を振りかざそうとする手を押さえつける。
「触った…な。」
川島は不敵な笑みを浮かべた。
不意に川島の力が抜け、その場所に倒れこんだ。刀は高松の手に。
「ごめん…俺にはその刀…どうにも扱えへんかってん。どうか…。その刀どうにか成仏させたってな。
お前らやったらできる。頼んだぞ…。」
そういった川島の声、そして表情は、とても安心しているように見えた。
そして…安らかに息絶えた。
先輩たちを手にかけたはずの男が、自分に願いをたくし、死んでいった。
許せるような、気がした。
許せるはずないのに…。
「…!?…でもちょっと…急にこんなもん渡されたって…!!。」
自分に悪意が芽生えてくるのがわかる。
篠宮を…切ろうとしている!!。
「みやっこ!逃げろ!」
言葉とは裏腹に、その手は振り上げられる。
まったく無抵抗な篠宮に、刀は振りおろされる…!!。
184 :ななせ :03/12/12 23:19
「うわああああ!」
「なにしてんの?たかまっちゃん?」
「あれ?」
また目が覚めた。なんだ。今のが夢だったのか…。
安心と絶望が同時にこみ上げる。殺し合いがあったことに変わりはないのだ。
187 :新・集計屋 :03/12/13 21:22
激しくお久しぶりです。
気付けば今年初め(Vol.6後半)以来となっていました。
いらんことかもしれませんが、参考にして頂ければ幸いです。
◇現時点で確認出来る生存者状況説明(50音順/予約分は含ず)◇
<※付はコンビ・グループの未出の方>
あ行
浅草キッド 水道橋/玉袋 (ビートたけし追跡中・爆問太田の遺志を継ぐ?・3以降放置)
アメデオ 森枝 (フラット森と行動中、オレンジジュース前田発見・靴下所持)/ 大河原 ※
今田耕司 (DT松本一行尾行・ハリガネ待機中・トランシーバー所持・現在地E-5)
オジンオズボーン 篠宮/高松 (もうすぐ禁止エリアとなる場所で偶然再会・合流)
オレンジジュース 前田 (アメデオ森枝、フラット森と合流)/ 村上 ※
か行
COWCOW 多田 (仕掛けつきビデオテープ3本と今田から貰った長槍所持・
ハリガネ大上を刺した後、中田カウス・ボタン一行に発見される・生死不明)
カリカ 林/家城 (磁石佐々木と行動中・普段通り変わらぬ様子・家城はチェーンソー所持)
カンカラ 入山/石田/松井/鈴樹/杉林 (男メンバー4人喧嘩中・
鈴樹、元居た場所を思い出しテツトモを残し先に向かう)
木村祐一 (DT松本・田中と行動中・3で浜田に攻撃され右腕負傷・日本刀所持)
K2 堀部 (DT浜田と接触し正気を取り戻すが浜田に献上する為の食材探索中に
幻覚・幻聴に襲われ再び発狂・出刃包丁所持・村田渚と対決 )
ココリコ 田中 (DT松本達と行動中)
五番六番 猿橋/樋口 (爆問田中達と行動中)
コント赤信号 石井 ※ / 小宮 ※
188 :新・集計屋 :03/12/13 21:23
さ行
ザ・ドリフターズ 志村 (ダチョウ倶楽部肥後と行動中・銃器所持・チームを抜けようとした寺門殺害)
ザ・プラン9 難儀/ヤナギブソン (森の奥にあるログハウスに潜伏中・武器は小型銃と荒縄)
佐野ただひろ (元ピテカンバブー・桶田亡き後、村田と共に彼の遺志を継ぐ)
磁石 佐々木 (カリカの2人と行動中・未だ姿を確認できない相方を気にかける)
磁石 永沢 (正当防衛だが人を殺めたという罪の意識に苛まれている・土壁の横穴に潜伏中)
自転車こぐよ ゆうき ※
清水ミチコ(UNの死後行方不明)
18KIN 大滝 (S&W M36、ナイフ所持・感染症により
命幾許も無いピートム桑原から自分を殺してくれと懇願される)
陣内智則 (麒麟川島(死亡済)の奇襲で共に居た千原等仲間達は全て死亡・
一人生き残った空しさから自らも死を選ぼうとするがそれも叶わなかった・
仲間達の死んだ場所に戻ったそこで川島の所有物だった妖刀村正拾得・頭の中で誰かの声が)
せんたくばさみ 能勢/加藤(感想・要望スレ3にて合流)/吉本 ※
189 :新・集計屋 :03/12/13 21:24
た行
だいたひかる (ハマカン神田の殺戮現場を目撃・虫除けスプレー所持・ハマカン浜谷&モジハン肖田を尾行中)
ダウンタウン 松本 (キム・ココリコ田中を引き連れ南の廃校へ・
「生き残れ 南にある廃校で待つ」と書かれたメモ所持)
ダウンタウン 浜田 (日本刀所持(切れ味は鈍っている)・食材を探しに行った堀部待機中)
たけし軍団 井手らっきょ/ガタルカナル・タカ/グレート義太夫/そのまんま東/
ダンカン(顔に熱傷)/松尾伴内/(3から途中参戦・UN(死亡済)の襲撃で皆負傷している)
ダチョウ倶楽部 肥後 (志村けんと行動中・志村に命じられ上島殺害)
田上よしえ (ダンディ、ユリQ、北陽伊藤と行動中・喧嘩中のカンカラ男メンバー達を仲裁しに
行く途中・虻川の死から完全に立ち直れていない伊藤を気遣う・ヨーヨー所持)
ダブルブッキング 川元 (元箱男・武器は細菌・人間不信)
ダブルブッキング 黒田 (ビーム吉野、マイマイカブリ高橋と行動中・武器はアイスピック・
逃げてきたことで相方から受けるかもしれない復讐が怖い)
ダンディ坂野 (田上達と行動中・テツトモ達と先にカンカラメンバーの元へ向かっていたが
窪に落ち置き去りにされ戻って来た・存在を忘れられがち)
テツandトモ テツ/トモ (カンカラ鈴樹から元の場所を聞く・田上達待ち)
電撃ネットワーク ダンナ小柳 ※
電通マン佐藤 (1でひたすら自分の未来について悩んでいた・その後放置)
友近 (中山功太(死亡済)と落ち合う約束をした小屋で彼を待ち続けている・
修道院から逃亡途中、追ってきた天津向(死亡済)に襲われ腕と顔負傷)
190 :新・集計屋 :03/12/13 21:25
な行
中田カウス・ボタン (ハリガネが去った後、カウス・ボタン対決?)
南海キャンディーズ 山崎 (ノンスタイル石田(死亡済)を武器の地雷で負傷させた後失踪)
ネゴシックス (地雷で片足を無くし瀕死のノンスタイル石田(死亡済)を手当て後
何処かへ消えていった・スケッチブック、ラジカセ、救急箱所持・いい人)
ネプチューン 名倉 (爆笑田中(と、憑依した太田)と一時接触・
プログラムを終わらせるべく総元締めのいる本部を探索中・「正宗」所持)
191 :新・集計屋 :03/12/13 21:26
は行
爆笑問題 田中 (太田憑依中・田中本人は気付いていない・
立川談志(死亡済)を看取った後再び五番六番、冷中達と行動中)
ハマカーン 神田 (ヒロシ、ホリ殺害・武器は槍と金槌・時々意識が途切れる状態が続く)
ハマカーン 浜谷 (モジハン肖田と行動中・確証は無いが、相方が他に危害を
加える側の人間となったことを知る・しかし信じたくはない)
ハリガネロック 松口/大上 (中田カウス・ボタン&メッセンジャーから分離、今田の元へ向かう・
松口の記憶は依然戻らず・大上はCOWCOW多田に刺され腹部負傷)
ハローバイバイ 金成/関 (ハマカーン浜谷と一時接触・神田が他芸人を
襲っていた現場を目撃したらしい・2人で共に行動中らしい)
ビートたけし (表向きのこのゲームの主催者・3から途中参戦)
ピーピングトム 桑原 (感染症による死の間際、大滝に自分を殺してくれと懇願)
ビーム 今仁 (武器は生卵1パック・怪力・マイマイカブリ五十嵐と行動中)
ビーム 吉野 (ダブルブッキング黒田と行動中・武器・ホットプレート)
130R 板尾 (千原jr.(死亡済)と接触後再び単独行動中)
冷やし中華始めました 高橋/能海/鈴木 (爆問田中と行動中・現実世界では解散)
フラット 森 (アメデオ森枝と合流・武器はでかい石)/ 船場 ※
プロペラZ キー坊/岩澤 (佐野に命ぜられ北回りルート巡回中)
ブロンクス 中岡/野口 (野口の仇を討ち、小屋に戻った中岡だが
眠りから覚めた野口は記憶喪失+多重人格となっていた)
ヘッドライト 和田 (ブロンクス中岡&野口と分離、相方町田を探す・拳銃所持)/ 町田 ※
北陽 伊藤 (田上達と行動中・虻川の死から立ち直ったように
振舞うもやはり無理をしている・刀所持)
192 :新・集計屋 :03/12/13 21:27
ま・や・ら・わ行
マイマイカブリ 五十嵐 (ビーム今仁と行動中・武器・緑色をした煙草の箱・現実逃避気味)
マイマイカブリ 高橋 (武器・マッチ一箱・服用した謎の飴玉の効能で空に浮く・こちらも現実逃避気味)
マギー司郎 (審司と行動中・自分の秘密を知る長井を殺す為、攻撃を仕掛けるも返り討ちに遭う)
マギー審司 (司郎と行動中・一度死んだが師匠(司郎)の力によって復活(…))
村田渚 (自らの思い込みで桶田(死亡済)を手に掛けてしまうが
坂コロ松丘の遺品の携帯と、今際の際の桶田の口から伝えられ真実を知る・
佐野の説得で桶田の遺志を継ぎ計画を遂行する決意をする・K2堀部と対決?)
メッセンジャー 會原/黒田 (中田カウス・ボタンの対決を止める?・
會原はエンバーミングセット(遺体保存の用具)所持)
モジモジハンター 肖田 (ハマカン浜谷と行動中・拳銃所持)/石井 ※
元ブラジル代表 小林/大渡 (佐野に命ぜられ東回りルート巡回中)
森三中 大島/黒沢/村上 (6-185で合流・6-794で黒澤、大島を銃撃(?)・村上逃走)
ユリオカ超特Q (田上達と行動中)
計99名(たぶん)
193 :新・集計屋 :03/12/13 21:28
◇番外◇
小薮千豊 (元「ビリジアン」・バトロワで命を落とした仲間たちの仇を討ちたい・りあるキッズ保護?)
りあるキッズ (何者かの手により、ゲームのリストから外された・
何故か新喜劇小藪の元へ2人ともかなり弱っている様子で辿り着く)
太田光代 (爆問太田(死亡済・田中に憑依中)夫人で事務所社長・このゲームを一刻も早く
終わらせたい・芸人の妻達に連絡を取りバトロワの是非を問う、出版社に協力を得ての
国会議事堂に入ってのデモ記事掲載などの計画を練る)
田中夏美 (爆問田中夫人・太田光代と共にゲームを終わらせるために行動を起こす)
長井美奈子(長井秀和夫人・光代に呼ばれ太田宅へ・バトロワ中止計画に賛成)
由香里(タイタン事務員・光代に呼ばれ太田宅へ・バトロワ中止計画に賛成)
◆
◇本編未出芸人の一部◇
(若手系)
アンガールズ/キャン×キャン/さくらんぼブービー/チャイルドマシーン/
チャップメン/チョップリン/T・K・O/ニブンノゴ!/ハレルヤ/パンクブーブー/
ブラザース/ペナルティ/名刀長塚/ラバーガール/ラフ・コントロール
(中堅・大御所系)
大橋巨泉/チャーリー浜/野沢直子/間寛平/
歌丸・楽太郎・山田くん以外の笑点メンバー (円楽/小遊三/好楽/木久蔵/こん平)
よかったらどうぞ。キラー役から死体役まで(w
194 :新・集計屋 :03/12/13 21:29
外の世界でもいろいろ動きがあるようなのでこんなのも載せておきます↓
◇プログラム参加芸人たちと近い場所に居る元・芸人その他◇
オークラ:元「細雪」。解散後はTVや舞台の構成作家に。ごく稀に自らも舞台に立つことも。
原田専門家:大阪NSC11期生(中川家、ハリガネ、陣内と同期)。
卒業後、芸人・2丁目劇場進行を経て現在はCG・イラストデザイナーに。
舞台やTV番組のポスター・チラシなどを作成する。主にうめだ・baseで活動中。
森詩津規:元「シンドバット」。解散後は舞台の構成作家に。Vol.3あたりで既出。
元「−4℃」上嶋祐佳(旧姓):96年、ますおか岡田との結婚を機にコンビ解散・引退。
(当時の相方・松本美香はピンで活動。バトロワ未出)
ひょっとしたら何か力になってくれるかも。
195 :新・集計屋 :03/12/13 21:29
◇現在判明している設定◇
−プログラム開始日−
・【2002年1月2日】(一応、初代スレが立ったのがその日なので)。
結成/デビューがそれ以降の人たちを出させると年月的に
矛盾が生じてしまうので書き手さんたちはお気をつけて。
baseよしもとはうめだと分離前。現・卒業組のフジワラもハリガネも
次長課長もこの話の中ではまだ在籍しています。
−プログラム参加者について−
・日本で活動する芸人全て。
・しかし福田哲平のように、本人の身体の事情で参加を免除されたものもいる。
・既に芸人を引退した者も本人の希望等で参加者の中に交じっていたりする。
・参加者には本部から食料・水・島の地図・筆記用具・
そしてそれぞれ異なった武器の入った、リュックが支給されている。
・参加者全員に架せられた首輪は、無理やり外そうとしたり立ち入り禁止エリア※
に踏み入ると爆発する仕掛けになっているが強力な電圧を加えて内部の回路を破壊すれば外せられる。
しかし外した事が本部に知れるとその芸人は兵士たちに処分される(底ぬけA-L話参照)。
(※時間が経過するごとに立ち入り禁止エリアは増えて行く)
加えて、発信機が内蔵されていて本部が芸人たちの位置を確認している。
・死亡者発表は午前午後の6時と12時の1日計4回。
196 :新・集計屋 :03/12/13 21:31
−舞台について−
・元は人が住んでいた、現在は無人の島。緑が豊か。
・しかし遊園地やスキー場といったレジャースポットなどがあったり
住人も多く、割と栄えていた場所だったらしい。
・島の中央には昔の噴火の影響で生まれた火口跡がある。
・現在、故・元フォークダンスの桶田がプログラムを破壊すべく指揮を取り、故・坂コロ松丘や
佐野ただひろに起こさせた疑似噴火による地震、そして山火事が続いている。
・携帯電話は、プログラム開始時には使えたが途中で本部に基地局を破壊され現在は使えない。
−舞台裏について−
・このプログラムは島の各所に設置されたカメラでTV中継され、
各芸人には優勝者を賭けたオッズが付けられている
(中には何十億単位の金額が付けられている者もいる)。
これは国家ぐるみのプログラムであり、痛みを伴う改革のテスト、そして経済復興が目的である。
そしてそれらは参加者たちには知らされていない。
・島には芸人たちの他、本部側が派遣した大勢の兵士たちも居て芸人たちを監視している
・しかし火山の小規模噴火(実際は桶田の仕組んだ疑似噴火)を見た総本部は
大規模な噴火の起こる可能性を恐れ、島からの撤退命令を出した。
197 :新・集計屋 :03/12/13 21:31
−妖刀村正・正宗について−
・「正宗」と「村正」はその刀を作った刀工の名に由来しており、正宗は村正の
師匠だったが村正の作る刀があまりに禍々しかった為、破門したという伝説がある。
・村正を所有した者は刀に宿った魂に支配され殺人鬼と化し
人を斬る度に理性を保てる時間が短くなる。切る相手が居なくなると最終的には刀の魔力で
所有者が自殺する。解放されるには誰かに殺されるしか今のところ方法がない。
・村正に宿っている魂・女の精は持ち主が人を殺すことで美しく長らえているらしい。
・「負」の力を帯びた村正と「正」の力を帯びた正宗は互いに惹かれあうと言われている。
・これまでの持ち主の遍歴
村正:ネプチューン原田→麒麟川島→陣内智則
正宗:TAKE2深沢→ネプチューン名倉
たぶん他にもあると思います。間違ってる可能性もあるので
見つけた方は補足・修正よろしくお願いします。
198 :新・集計屋 :03/12/13 21:33
Vol.6-769〜現在までの死亡者
(過去ログからの再掲・時間を遡って書かれた話等、既に死亡者として
名前の挙がっている参加者分、本編とは別Ver.と認識されるものなどは省いております。)
足軽エンペラー 西田/山里、ウッチャンナンチャン 内村/南原、魚でF 須藤、
坂道コロンブス 松丘、三拍子 久保/高倉、自転車こぐよ あつし、末高斗夢、
ストリーク 山田/吉本、スピードワゴン 井戸田/小沢、ダーリンハニー 長嶋/吉川、
ダイアン 津田/西澤、高田文夫、千鳥 大吾/ノブ、つまみ枝豆、天津 木村/向、
富田哲平、中山功太、NON STYLE 石田/井上、ババリア 溝黒/三浪、ヒロシ、
元・フォークダンスde成子坂 桶田、ブロンクス 唐戸、ホリ、ママレンジ 健太/公平、
ラッシャー板前、ランチ 田口/風藤、レギュラー 松本、笑い飯 哲夫/西田
Vol.1から現在までの死亡者総数 418人+α
◇専属書き手さんのいる芸人◇
>>5に追加の継続中の話と書き手さん+修正
・カリカ、磁石、ハマカーン、モジモジハンター、
だいたひかる、(予約・タカアンドトシ):挙動不審 さん
・パラシュート部隊(予約):雪乃丞 ◆h//D5xSzUA さん
・アメデオ森枝、フラット森、オレンジジュース前田:@不法投棄 さん
・オジンオズボーン:ななせ さん
・ブロードキャスト(予約):>>154さん
・粋なり(予約):名無しさん@胃潰瘍。 さん
・太田光代、田中夏美・長井美奈子・由香里:奥様は社長 ◆XVUp.wHBSo さん
・爆笑問題 田中、五番六番、冷やし中華はじめました:久々です さん
爆問田中一行とタイタン妻話の書き手さんは別の方です。
(田中一行の方の書き手さんは久しく姿が見えない状態ではありますが)
199 :新・集計屋 :03/12/13 21:35
以上、間違い・見落としありましたら、修正お願いします。
読解力不足で書き手さんの意図とは別の解釈をしていたらすみません…。
ヒマナスターズさまへ。
7-231のリンクの相関図より馬車馬メンバーさんの設定を
全てではありませんが、引用させていただきました。
勝手にすいません。自分はメンバーについてあまり詳しくないもので…。
それでは書き手の皆さま、執筆頑張って下さい。
一読み手として楽しみにしています。
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